JDA-DATってどんな活動しているの?
 JDA-DAT(The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)は、東日本大震災の後に作られた災害支援チームです。平成23年3月11日に発生した東日本大震災の際、日本栄養士会は国内外から管理栄養士・栄養士のボランティアを募り、延べで約1,600名の管理栄養士・栄養士が被災地での栄養・食生活支援活動を行いました。この活動から日本栄養士会では、特に災害発生の早期から栄養・食生活面での支援が出来る「日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)」を創設しました。
JDA-DATは国内外で大規模な自然災害(地震、台風など)が発生した場合、迅速に被災地内の医療・福祉・行政栄養部門と協力して、緊急栄養補給物資の支援など、状況に応じた栄養・食生活支援活動を通じ、被災地支援を行うことが目的です。
そのためJDA-DATは、災害発生後72時間以内に行動できる機動性、大規模災害に対応できる広域性、栄養支援トレーニングによる専門的スキルを有する必要があります。また、被災地では食料の調達、移動手段の確保などを自身で行う自己完結性も必要とされます。
 創立以降、日本栄養士会ではJDA-DATとしての活動とその人材教育を行うために、JDA-DAT育成研修会をはじめ、活動のための指針や資材を作成するなどしてきました。
また、組織作りとして各都道府県栄養士会に県栄養士会単位のJDA-DATを作ることとしています。現在27の都道府県栄養士会にJDA-DATが作られており、それぞれが活動しています。
当会もJDA-DAT埼玉として、毎年2月に基本研修会の実施、6月には基本研修修了者、リーダー取得者を対象にFollow UP研修会の開催、年1回開催される日本栄養士会のリーダー育成研修会(基本研修修了者)への推薦を行っています。
 現在当会では基本研修修了者延べ189名、リーダー育成研修会修了者延べ41名となっています。JDA-DATは3名1チームでの活動です。
埼玉県との支援協定締結
令和2年8月25日に、埼玉県と公益社団法人埼玉県栄養士会との間に、災害時における医療救護活動としての栄養・食生活支援活動に関する協定が締結されました。
これにより、埼玉県栄養士会は医療救護班や保健活動と連携し、次の各号に揚げる活動を行います。
 ①被災者(要配慮者を含む)への巡回栄養相談等
 ②避難所での食事状況調査や衛生指導、栄養・健康教育
 ③特別用途食品(アレルギー対応、母乳代替、高齢者用、病者用等の食品)の提供に係る支援
 ④その他必要な事項


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